着物の虫干し
きものは生きています。
虫干しをして新鮮な空気を吸わせてあげることも思いやりです。
虫干しの時期
- 虫干しは空気の乾燥している時に行なうことがポイントです。
- 夏の土用の頃、9~10月の湿度の低い頃や、冬の乾燥した1~2月頃に寒干しするのが一般的です。
- 虫干しする日は、晴天が2日以上続いた天気のよい日がいいでしょう。
- 時間は、10時~14時までの間で2~3時間くらい干して下さい。
虫干しの仕方
- 窓を開け、風通しのよい、日光の直接あたらない場所に干します。
- きもの類は裏返しにして、帯や小物なども同じ場所で風にあてるようにします。
- この時、しみやカビの点検もしておきましょう。
- タンスの引き出しや衣裳箱も乾いた布でふき、日光にあてて乾燥させます。
- どうしても虫干しの時間がない時は、たとう紙を広げて風を通すだけでもしておきたいものです。
- タンスの引き出しをしばらく開けておくだけでも効果はあります。