着る前にしておくこと
洋服と違って着る前の準備がきものには必要です。準備には手間がかかりますが、手をかけることからおしゃれは始まります。プロセスを楽しみましょう!
着る前日
- きものを衣桁かけて風を通しておきましょう。たたみじわや防虫剤のにおいがとれます。また絹は風を通すことで生きいきとしてきます。
- きものに合わせる帯や小物をコーディネイトします。
- 半衿が決まったら、当日あわてなくてもすむように前もって縫い付けておきます。
- 足袋、肌襦袢などの下着、腰ひもなどの小物も忘れずにきちんと点検しておきましょう。
着る当日
- まず着付ける前には手や首すじをきれいにしておきましょう。きものがなるべく汚れないように思いやりが大切です。
- 床もきれいにしましょう。敷紙や風呂敷を広げるか、畳をからぶきしてから始めるときものの裾が汚れません。
- 外出する時は、大判のハンカチを2枚くらい持っていくと便利です。食事の時にひざに広げたりして汚れないように気をつけましょう。
- 半衿が決まったら、当日あわてなくてもすむように前もって縫い付けておきます。
- 足袋、肌襦袢などの下着、腰ひもなどの小物も忘れずにきちんと点検しておきましょう。
着る後にしておくこと
着た後のお手入れは、次に袖を通すためにきちんとしておきたいものです。おしゃれ上手は片付け上手でもあるのです。
きものを脱いだら・・・
- 脱いだきもの、長襦袢、帯は衣桁にかけ、2時間くらい風に通します。
- 直接日光が当たらないところで風を十分通したら、シミや汚れの点検をしながらたたみましょう。